展示Exhibition

礫石経

礫石経 (れきせききょう)

礫石経 (れきせききょう)の説明テーブル
名称 礫石経 (れきせききょう)
出土遺跡 角庵Ⅱ遺跡 (かくあんにいせき)
所在地 掛川市寺島
時代 江戸時代
法量
指定の有無(指定年月日)

概要

掛川市寺島に所在する遺跡から発見された。河原石等の表面に経文を書いたもので、一つの石に一文字書かれた事例が多いことから、「一字一石経」とも呼ばれている。この遺跡では隅丸長方形の土坑の内部から発見された。経石約400個のうち、墨書を確認できたものは331点である。分析の結果、『妙法蓮華経』等が書写されて埋納されたもので、追善供養に伴い経塚として造営された可能性が高い。

参考文献

静岡県埋蔵文化財センター調査報告 第5集 『角庵Ⅰ遺跡・角庵Ⅱ遺跡』 2012
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