展示Exhibition

青白磁・合子

青白磁・合子 (せいはくじ・ごうす)

青白磁・合子 (せいはくじ・ごうす)の説明テーブル
名称 青白磁・合子 (せいはくじ・ごうす)
出土遺跡 藤守遺跡 (ふじもりいせき)
所在地 焼津市藤守ほか (旧榛原郡大井川町藤守ほか)
時代 鎌倉時代
法量 口径:4.3cm 高さ:2.3cm
指定の有無(指定年月日)

概要

合子は身と蓋がセットになった小型容器で、本来お香などが入れられたと考えられる。身の外面に青白色の美しい釉薬が薄く掛けられ、型押しの文様が施されている。中国から輸入された高級品で、鎌倉時代頃の磁器と思われる。墓や経塚などで出土することが多いため、副葬品や祭祀などに使われた可能性が高い。藤守遺跡は集落遺跡であるが、合子は日常的に使用されたのではなく、集落内で行われた何らかの祭祀行為に伴うものと考えられる。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第131集 『藤守遺跡』 2002
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