展示Exhibition

青白磁・水注

青白磁・水注 (せいはくじ・すいちゅう)

青白磁・水注 (せいはくじ・すいちゅう)の説明テーブル
名称 青白磁・水注 (せいはくじ・すいちゅう)
出土遺跡 原川遺跡 (はらがわいせき)
所在地 掛川市領家
時代 鎌倉時代
法量 口径2.23cm 底部径5.5cm 器高7.5cm
指定の有無(指定年月日)

概要

中国から輸入された青白磁の水注である。鎌倉時代頃にさかのぼる製品とみられるが、出土したのは戦国時代頃の遺構で、骨董品として当時の人々に珍重されていた可能性がある。
胴部に型押しの連弁文を施し、注口は鶴首状に緩やかに湾曲する非常に美しい形である。全体に青白色の釉薬がかけられた優品で、大変高価なものであったと考えられる。遺跡周辺に住んでいた有力者が持っていたのだろう。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第24集 『原川遺跡Ⅲ』 1990
一覧へ戻る
ページ上部へ