展示Exhibition

斧形石器・剥片

斧形石器・剥片 (おのがたせっき・はくへん)

斧形石器・剥片 (おのがたせっき・はくへん)の説明テーブル
名称 斧形石器・剥片 (おのがたせっき・はくへん)
出土遺跡 梅ノ木沢遺跡 (うめのきざわいせき)
所在地 駿東郡長泉町東野
時代 旧石器時代
法量
指定の有無(指定年月日)

概要

梅ノ木沢遺跡第Ⅶ黒色帯から出土した石器群で、同遺跡第Ⅰ文化層に位置づけられる。斧形石器は緑色凝灰岩製で、やや扁平な円柱状を呈し、下半部を欠いている。半円形に分割した礫を使用し、表面を剥離して全体の形を作った後、敲打によって形を整えるという特異な加工法が取られている。7点の剥片は全てガラス質安山岩製である。これらの石器群は愛鷹山麓における最古級の石器群に位置づけられる。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第206集 『梅ノ木沢遺跡Ⅱ』 2009
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