展示Exhibition

土師器・壺

土師器・壺 (はじき・つぼ)

土師器・壺 (はじき・つぼ)の説明テーブル
名称 土師器・壺 (はじき・つぼ)
出土遺跡 北神馬土手遺跡 (きたじんめどていせき)
所在地 沼津市足高尾上
時代 古墳時代前期
法量 器高67.0cm 口径31.0cm 胴部最大径51.2cm
指定の有無(指定年月日)

概要

駿河地域の大廓式土器の指標となる大型の壷である。口唇部内面に粘土帯を貼り付けた複合口縁を有し、胎土に白色粒子が多く含まれている。大廓式土器は東北地方南部から近畿地方の遺跡でも出土しており、各地の土器編年の並行関係を検討する上での指標、また、当時の地域間交流を知る資料として注目されている。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第89集 『北神馬土手遺跡他Ⅱ』 1997
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