展示Exhibition

宇藤蓮台1号墳出土遺物

宇藤蓮台1号墳出土遺物 (うとうれんだい1ごうふんしゅつどいぶつ)

宇藤蓮台1号墳出土遺物 (うとうれんだい1ごうふんしゅつどいぶつ)の説明テーブル
名称 宇藤蓮台1号墳出土遺物 (うとうれんだい1ごうふんしゅつどいぶつ)
出土遺跡 宇藤蓮台1号墳 (うとうれんだい1ごうふん)
所在地 周智郡森町
時代 古墳時代中期
法量
指定の有無(指定年月日)

概要

宇藤蓮台1号墳は南北約17.3m、墳丘の残存高は約1.3mの平面円形(楕円形)を呈する古墳である。北部の周溝からは、多くの土器と石製紡錘車が出土した。西寄りでは土師器高坏 、中央付近では西から須恵器甕 ・土師器壷 ・土師器高坏4点 ・土師器有段高杯 ・須恵器樽形𤭯が並んで出土している。その南側の墳丘斜面上からは石製紡錘車 が出土している。須恵器甕以外は、全て底面より0.1~0.2m 高い同一面で出土しており、多くが横位や逆位の状態で検出された。また、南部の周溝からは石製紡錘車が出土している。北部周溝の遺物群と同様に、底面から0.2m程高い場所で検出されている。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第186集 『森町円田丘陵の古墳群』 2008
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