展示Exhibition

磨製石斧

磨製石斧 (ませいせきふ)

磨製石斧 (ませいせきふ)の説明テーブル
名称 磨製石斧 (ませいせきふ)
出土遺跡 川合遺跡 (かわいいせき)
所在地 静岡市葵区川合
時代 弥生時代中期後半
法量
指定の有無(指定年月日)

概要

大型から小型の扁平片刃石斧と太型蛤刃石斧で、柱状片刃石斧とともに大陸系磨製石斧と呼ばれる。稲作に使う木製農耕土木具(鍬・鋤)などの木製品を伐採、加工・制作するための工具である。扁平片刃石斧は曲柄に装着して、板の面を平滑にする手斧として使われていた。材質は輝緑凝灰岩で、安倍川の中流域から採取してきたことがわかっている。

参考文献

静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第32集 『川合遺跡 遺物編2 図版編』 1991 静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告 第36集 『川合遺跡 遺物編2 本文編』 1992
一覧へ戻る
ページ上部へ