考古学セミナー関連展示

篠場瓦窯跡(しのんばがようあと)出土瓦
浜松市(白鳳時代)

 篠場瓦窯は、浜松市浜北区根堅の遠州鉄道「遠州岩水寺駅」から北西へ約 500 mに位置します。平成 14 〜 16 年に新東名建設に伴って発掘調査が行われました。静岡県西部地域では初めてとなる、白鳳時代の瓦窯の本格的な発掘調査として注目されています。
 調査の結果、瓦窯が3基並んだ状態で発見されました。3基の窯跡は、築造された時期が少しずつ異なっており、3号窯→2号窯→1号窯の順で築かれています。篠場瓦窯では、7世紀末から8世紀初めまで瓦が生産されていたことが明らかになっています。
 篠場瓦窯では、窯の内部や灰原(はいばら:焼損じの瓦を捨てた場所)から、総重量にして 5,700 s以上にもおよぶ、大量の瓦が出土しました。軒丸瓦(のきまるがわら)、軒平瓦(のきひらがわら)、丸瓦(まるがわら)、平瓦(ひらがわら)、熨斗瓦(のしがわら)などの様々な種類の瓦が出土しており、県内最古となる鬼瓦や、静岡県で初めて全体の形が復元された鴟尾(しび)などの貴重な瓦が多数出土しました。


篠場瓦窯出土文字瓦 展示説明会資料(平成25年度展示会資料)は
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期間 平成30年7月19日(木)〜平成30年8月31日(金)
静岡県埋蔵文化財センター 第3展示室
観覧無料
お問い合わせ
静岡県埋蔵文化財センター調査課
電話:054−385−5500